アレルギー(心との関連)について


最近多く見られるのがストレス性のアレルギーです。ストレスといっても心の事だけでなく体に対する刺激としてのストレスもあり熱、汗、水、日光などの刺激によって起こる蕁麻疹です。主な例を皮膚症状に載せておりますのでご覧ください。アトピー症状をお持ちの方もストレスとの相関が考えられる事が多いようですが、心のストレスが考えられる場合は心療内科のカウンセリングと併せてお話をお伺い致します。花粉や食物、ダニ、ハウスダスト、カビ、動物などのアレルギーに関しましては血液検査でお調べする事が出来ます。(金属)のパッチテストは行っておりませんのでご了承ください。

当院は精神科・心療内科の診療を行っておりますの予約優先性となっております。よろしければ来院される前にご連絡ください。


皮膚症状

など、アレルギーによる皮膚症状は様々です。ストレスが原因となって起こるじんましんは検査を受けてもアレルギーの原因物質が特定できないこともあります。例えば、神経の伝達物質であるコリンが放出されて起こるコリン性じんましんと呼ばれる物で、こころとからだの不調和が原因のひとつだと考えられます。睡眠不足や精神的ストレスが原因となっている場合も多く、カウンセリングを受けることでじんましんが治る方もおられます。

治療としては、眠くならない抗アレルギー剤、塗り薬、漢方薬などの併用で、アレルギー症状の軽減を目指していきます。慢性化し、掻きすぎてしまうと、じんましんが固くなり赤紫色や茶色の色素沈着を起こすこともありますので早めにご相談下さい。


アレルギーが鼻に起きますとアレルギー性鼻炎を起こします。このアレルギー性鼻炎には2種類あります。

1.季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)2.通年性アレルギー性鼻炎

1.季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)について

季節により症状が出るタイプの鼻炎です。アレルギーの元(アレルゲン)の種類によりタイプが分かれます。

アレルゲン

季節

症状

スギ

2月〜4月

くしゃみ・鼻水・鼻閉

目症状(流涙、目のかゆみ)

を伴うこともある

朝や夕方に症状悪化する

カモガヤ

5月〜8月

ヒノキ

3月〜5月

ブタクサ・ヨモギ・カナムグラ

8月〜10月

ハンノキ・ヤシャブシ

1月〜5月

アレルギーをお持ちの方は内服薬を早めに服用されますと花粉症の症状を起こさずに、この季節を快適におすごしいただけます。また、鼻、眼症状などがあり、花粉症を疑われて居られる方は、一度血液検査をおすすめいたします。


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